高知の工事現場で2人生き埋め 下水管設置で掘削作業中 

男性作業員が生き埋めになった下水道工事現場付近=27日午後2時35分、高知市

 27日午後1時55分ごろ、高知市朝倉横町の下水管工事現場で、男性作業員4人が地下約10メートルで掘削工事をしていたところ、土砂が崩れ、2人が生き埋めになった。

 高知南署などによると、埋まったのは、愛媛県四国中央市の建設会社「ニッスイ技術」の作業員吉田勉さん(49)と松永二三生さん(63)=いずれも松山市。別の2人は逃げて無事だった。

 高知市消防局によると、下水管設置のために掘られた、縦、横とも約10メートル、深さも約10メートルの縦穴があり、縦穴の底部分で別の2人が作業、吉田さんと松永さんは、直径約80センチの横穴の中で掘削機を使って作業をしていた。


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