2012年10月26日 16:53 | 無料公開
江崎グリコが発売する化粧水(左)と保湿クリーム
江崎グリコは26日、キャラメルに含まれ社名のルーツとなった糖質「グリコーゲン」を配合した化粧水と保湿クリームを開発し、化粧品事業に参入すると発表した。研究でグリコーゲンに高い保湿効果があることが分かったため、事業化を判断した。肌の乾燥が気になる主に35歳以上の女性を狙う。製品は31日から通信販売で売り出す。
グリコはグリコーゲンが持つ水分を蓄える作用に着目した。不純物が少ないグリコーゲンを開発し、化粧水とクリームに配合した。外部の評価機関の調べで肌の水分量が増えるほか、肌の張りが良くなることなども確認されたという。