群馬4区に福田元首相長男達夫氏 自民、公募も応募は1人 

次期衆院選の群馬4区で自民党候補に内定した福田達夫氏=21日午後、群馬県高崎市

 自民党群馬県連は21日、福田康夫元首相が不出馬を表明した次期衆院選の群馬4区に、元首相の長男で私設秘書福田達夫氏(45)の擁立を内定した。近く4区の党員大会を開き承認する。

 県連によると、党本部はいったん「候補未定の小選挙区は党員投票で選考する」との方針を表明したが、その後「党員大会で承認すれば投票を実施したとみなす」との意向が伝えられたという。

 県連は元首相の不出馬表明を受けて公募を実施したが応募は達夫氏だけで、書類選考と県連役員の面接で内定した。

 達夫氏は商社勤務を経て康夫氏の秘書となり、官房長官秘書官や首相秘書官を務めた。


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