衆院鹿児島補選、各党が舌戦 最後の日曜日 

野間健氏の応援演説をする民主党の細野政調会長=21日午後、鹿児島県薩摩川内市

 野田政権発足後、初の国政選挙となる衆院鹿児島3区補選は21日、投開票日前最後の日曜日を迎え、各党は「選挙の顔」と期待される有名議員らを選挙区に入れ、街頭で舌戦を繰り広げた。

 細野豪志民主党政調会長は薩摩川内市で、民主推薦の国民新党新人の野間健氏を応援。「3年間いろいろな失敗があった。おわびしなければならないが、目指す方向はあった」と弁解。

 自民党元職で公明党が推す宮路和明氏には、小泉進次郎自民党青年局長が応援に駆け付け、4カ所で演説した。

 共産党新人大倉野由美子氏の陣営では、志位和夫委員長が「原発廃止を訴えているのは大倉野さん一人」と力を込めた。


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