高速無料化、拡大を検討 原発事故の避難者支援で 

 羽田雄一郎国土交通相は19日の記者会見で、東京電力福島第1原発周辺からの避難者を対象にした高速道路の無料化に関して「避難した子どもや母親が父親と週末に会うのを何とか支援したい」と述べ、対象の拡大を検討する考えを示した。復興庁などと条件や財源の調整を進める。

 現在実施している無料化は、原発周辺の警戒区域や計画的避難区域など一部地域からの避難者を対象にしており、福島県などからは、自主避難している人らにも広げるよう求める声が出ていた。


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