2012年10月17日 19:27 | 無料公開
出産直後に分娩室で母親に赤ちゃんを抱かせる早期母子接触が「カンガルーケア」と混同されているとして、日本周産期・新生児医学会など関連8団体は17日、カンガルーケアという呼び方を新生児集中治療室(NICU)での接触に限らせるべきだとする要望書を厚生労働省に提出した。 8団体によると、カンガルーケアは本来、NICUに入院中の赤ちゃんに、母親と接触する機会を持たせて健康状態を安定させたり絆を強めたりする行為を指す。しかし、分娩室での接触も「カンガルーケア」として広がっている実態がある。