2012年10月17日 17:49 | 無料公開
宮城県は17日、同県登米市の農家が出荷した牛肉から、食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える150ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。 宮城県産の牛肉から100ベクレルを超える放射性物質が検出されたのは、新基準値になって初めて。 県によると、牛は出荷先の東京都芝浦と場で16日に食肉処理されたが、廃棄処分され、流通していない。 県は、飼育した農家に肉牛の出荷を当面見合わせるよう要請。与えていた稲わらが汚染されていたとみて原因を調べている。