2012年10月6日 10:35 | 無料公開
「ウィーン楽友協会資料館」所蔵の浮世絵
江戸期の日本の楽器などを描いた当時のフランスの百科事典など、16世紀から20世紀までの日欧の音楽交流を示す資料約140点の展覧会が6日、東京・赤坂のサントリーホールで始まった。
歴史的な作曲家の自筆譜や楽器などの収集で知られる「ウィーン楽友協会資料館」の所蔵品で、ほとんどが日本初公開という。ブラームスが所蔵していたという日本の音楽の楽譜や、チェロを持つ女性の明治初めの浮世絵などが含まれる。研究者らは「欧州の人々が日本に強い関心を持っていたことを示す貴重な資料」としている。
展覧会は12日まで。入場料千円。