東京株、8800円台を回復 米株高や円安を好感 

 4日午前の東京株式市場は、前日の米国株の値上がりを好感した買い注文が優勢となり、日経平均株価(225種)が反発。午前終値は前日終値比53円89銭高の8800円76銭となり、8800円台を回復した。

 全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は6・40ポイント高の733・79。

 米国の雇用関連の経済指標などが市場の予想を上回り、前日の米国株が上昇した流れを引き継いだ。

 国内の景気の先行きに対する警戒感が根強く、買い一巡後は一時的に値下がりに転じる場面もあったが、外国為替相場が円安方向に振れたことが買い材料になり、終盤にあらためて買われた。


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