スピルバーグ氏、障害公表 映画づくりで救われた 

 【ニューヨーク共同】米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏(65)が3日までに、読み書きに困難が伴うディスレクシア(読字障害)で少年期に多くのいじめを受けていたと公表した。「映画が私を救った」と述べ、製作活動を通じ、感じる必要のない恥じらいや罪の意識から救われたと説明。同じ障害のある人たちに「あなたは独りぼっちではない」と呼び掛けた。

 学習障害のある若者向けのウェブサイト「フレンズ・オブ・クイン」上のビデオインタビューで公表した。

 読字障害と診断されたのは5年前。読み書きに困難が伴い、悩んでいたことの「謎が解けた。もっと早く診断されていればよかった」。


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