ミャンマー6・5%成長と予測 2013年、アジア開発銀行 

 【バンコク共同】アジア開発銀行(ADB・本部マニラ)は3日、ミャンマーの2012年の国内総生産(GDP)成長率を4月時点の予測から0・3ポイント上方修正し、6・3%になるとの見通しを発表。13年は前年比0・2ポイント増の6・5%と予測した。

 ミャンマー政府が今年4月に経済改革の一環で通貨チャットの管理変動相場制を導入したことや、民主化の進展に伴う欧米諸国の制裁緩和などが好影響を与えたとしている。

 ADBは、1~6月期にミャンマーを訪れた外国人観光客が前年同期比31%増と大幅に伸びたことなどを指摘。担当者は「ミャンマー経済は良くなってきている」と述べた。


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