日本経済、女性が活力もたらす IMFラガルド氏が強調 

2日、ワシントンのIMF本部で、東京で開かれる年次総会のポスターを手にするラガルド専務理事(共同)

 【ワシントン共同】「日本経済に活力をもたらす上で、女性が果たす役割は極めて有効だ」。国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は2日、共同通信などとの会見で、日本女性の能力を経済活性化に役立てることが重要だと強調した。

 ラガルド氏は女性として初めてIMFのトップに就任。2児の母として職場と家庭を両立させた経験から、昨年7月の就任以来、「女性の就業」をめぐり積極的に発言している。会見では、求められるのは「(家庭における)家事の分担と、社会的、文化的な寛容さだ」と指摘した。


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