「授業中に嫌がらせ」と回答 高2自殺の調査に同級生10人 

 いじめを受けていた兵庫県川西市の県立高校2年の男子生徒(17)が自殺した問題で、同級生10人が高校の聞き取り調査に「授業で男子生徒が集中的に指名される嫌がらせがあった」と回答していたことが21日、高校への取材で分かった。

 高校によると、授業は現代国語で、教諭が最初に指名した生徒が回答した後、その生徒が次に回答する生徒を出席番号で指名する形式をとっていた。一部の生徒によると「当てっこゲーム」と呼ばれ、男子生徒は1回の授業中に集中的に指名されることがあった。高校は「特別多いわけではなかった」と反論する。


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