京都・下鴨、大学職員刺され死亡 府警は殺人で捜査 

現場付近を調べる京都府警の捜査員ら=21日午前7時30分、京都市左京区

 21日午前0時ごろ、京都市左京区下鴨下川原町で、通行人から「男性が路上で血を流して倒れている」と119番があった。下鴨署員や救急隊が駆け付けたところ、男性は心肺停止の状態で、搬送先の病院でまもなく死亡が確認された。

 下鴨署によると、男性は近くの同志社女子大職員荒川孝二さん(36)。胸には刺されたような傷が複数あり、京都府警は現場の状況から殺人事件とみて捜査している。凶器は見つかっていない。

 荒川さんは発見時、ピンク色の半袖シャツに、黒色のズボン姿で、右手に携帯電話、左手には鍵の束を持っていた。顔にも複数の傷があった。


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