通学路6万カ所で安全対策必要 3省庁が小学校点検 

 文部科学、国土交通、警察3省庁は20日、全国の公立小学校の通学路約7万カ所を点検した結果、児童が事故に遭う恐れがあり安全対策が必要な地点が約6万カ所に上ったと発表した。今後、点検結果を精査して詳しい状況を公表し、地方自治体には、対策が必要とされた地点での具体的な安全対応方針を11月末までに検討するよう求める。

 公立小学校や特別支援学校小学部の9割程度に当たる約2万校の通学路で8月31日時点の点検結果をまとめた。

 道幅が狭かったり見通しが悪かったりした地点約7万カ所のうち約6万カ所で、横断歩道や信号の設置、誘導人員の配置を増やすなどの安全対策が必要とした。


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