11年度は公立474校が廃校 少子化原因で 

 文部科学省は14日、2011年度に全国の公立学校474校が廃校になったと発表した。少子化による児童・生徒数の減少が原因としている。廃校数は10年度の559校より85校減ったが、03年度以降、毎年度400校を超えている。

 廃校の内訳は、小学校323校、中学校93校、高校50校、特別支援学校8校だった。都道府県別では北海道が51校で最多。次いで、熊本36校、鹿児島26校などが多かった。神奈川と佐賀は1校もなかった。今年5月1日時点で、在学者がいないため休校になっているのは435校だった。


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