赤ちゃんパンダ、命名せず慰霊 22日に上野動物園 

 東京・上野動物園は13日、ジャイアントパンダのシンシンが7月に出産し、6日後に死んだ雄の赤ちゃんについて、22日の慰霊祭で命名せずに慰霊すると発表した。

 赤ちゃんは7月5日、上野動物園では24年ぶりに誕生。同11日に母乳が気管支に入ったことによる肺炎で死んだ。

 上野動物園は赤ちゃんが生きていれば名前を公募する予定だったが、命名する前に死んだため、そのまま慰霊することにした。

 上野動物園は毎年、1年間に死んだ動物の慰霊祭を開催。22日は園内の慰霊碑前で、2月に死んだホッキョクグマの「レイコ」などとともに紹介し、来園者が献花する。


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