紅葉、昨年より鮮やかに 見ごろ残暑で遅れも 

 気象情報会社「ウェザーニューズ」(東京)は12日、紅葉の見ごろ予想を発表した。夏の日照が長かったことなどから、全国的に昨年より鮮やかな色づきが期待できそうだ。

 東日本(関東甲信、東海、北陸)の平野部と西日本(近畿―九州)は例年通り11月中旬から12月にかけてが見ごろ。例年10月前半までに見ごろを迎える北日本(北海道、東北)から東日本の山間部は残暑の影響で遅れる可能性がある。

 同社によると、ことしは9月中旬まで太平洋高気圧の勢力が強く残暑が続く見込み。十分な日照があり、葉にダメージを与える台風上陸も少ないことから、色づきを良くする条件がそろっているという。


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