秋田の大吟醸「福小町」が王座 ロンドンの日本酒品評会 

 【ロンドン共同】世界最大級のワイン品評会、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)の授賞式が11日夜、ロンドンで開かれ、日本酒部門の最優秀賞「チャンピオン・サケ」に木村酒造(秋田県湯沢市)の「大吟醸 福小町」が選ばれた。

 木村酒造を代表して式に出席した米山忠行事業部長は「秋田の小さい酒蔵だが、日本を遠く離れたロンドンでこうした賞を得たことは本当に励みになる。今後、海外に展開していく弾みにもなると思う」と喜びを語った。

 同部門は日本国外で最大の日本酒品評会。292蔵元の689銘柄が出品された。日欧の酒やワインの専門家ら38人が審査を担当した。


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