2012年9月11日 17:09 | 無料公開
ユニチカトレーディングなどが開発したセシウム吸着繊維材「シーエスキャッチャー」
ユニチカの衣料繊維子会社、ユニチカトレーディング(大阪市)は11日、産業技術総合研究所(茨城県つくば市)との共同研究で、放射性セシウムに対し高い吸着効果が得られる繊維材「シーエスキャッチャー」を開発したと発表した。
東京電力福島第1原発事故で汚染された土壌などの処理作業に役立てる狙い。今後、焼却灰に含まれるセシウムの吸着材や農業用水のフィルターなど除染関連の用途に提案していく。東洋紡も同様の効果がある吸着シートを開発している。