谷垣、石原氏とも総裁選出馬主張 午後、4回目会談へ 

 自民党総裁選で執行部として候補者の一本化を目指している谷垣禎一総裁(67)と石原伸晃幹事長(55)は8日午後、4回目の会談を行う。執行部には一本化を求める声が強いが双方とも出馬を強く主張しており、両氏が共に出馬し執行部も分裂するとの見方が強まっている。会談には調整役を務める大島理森副総裁も同席する方向だ。一方、石破茂前政調会長(57)はテレビ東京の番組収録で、出馬への決意を重ねて示した。

 自民党の森喜朗元首相は午前の読売テレビの番組で「総裁と幹事長という立場を踏まえ、よく話をすべきだ」と求めた。石原氏出馬で一本化が必要との認識を示したとみられる。


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