国公立大、AO入試の募集減る 2013年度 

 文部科学省は7日、国立大82校と公立大80校の2013年度入試の概要を発表した。受験生の個性を重視して書類や面接で選考するアドミッション・オフィス(AO)入試の募集人員が初めて減る。

 大手予備校の担当者は「受験勉強をしていない学生は基礎学力が備わっていないとの指摘もあり、縮小する大学が出始めたのではないか」と話している。

 文科省によると、AO入試の募集人員は、同省が統計を取り始めた01年度以降、増え続けていたが、13年度は前年度より115人減の3247人となる。実施する大学は1校増えて70校。


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