2012年9月7日 17:26 | 無料公開
文部科学省は7日、2013年度から17年度までの5年間で小中学校の全学年で35人学級を実現するため、教職員を増やす定数改善計画案を発表した。5年間の増員総数は2万7800人で、このうち1万9800人を35人学級の導入に、8千人をいじめ問題などの教育課題の対応に充てる。 初年度の増員数は5500人で、13年度予算の概算要求に必要額119億円を盛り込んだ。計画では14年度以降も毎年5500人程度増やす。35人学級は既に小1と小2で導入されているが、今後はどの学年から実施していくかは各都道府県が選べるようにする。