保育所など2千カ所でミニ集会 子育て世代の食の不安解消 

 幼い子どもを持つ親に食品と放射性物質のリスクに関する理解を深めてもらうため、消費者庁は6日までに、2013年度に全国の保育所や幼稚園、保健所など計約2千カ所で子育て世代向けのミニ集会を開くことを決めた。

 食の安全に関する集会は既に全国で開かれており、官庁の担当者などが説明しているが、母親らの不安を解消するため、より草の根レベルの活動が必要と判断した。

 ミニ集会で意見交換の中心となる人材育成を目指し、地域の栄養士らを対象にした研修を全国で100回ほど開催し、計約2千人に受講してもらう。


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