2012年9月6日 19:15 | 無料公開
東京電力福島第1原発1~3号機の原子炉への注水量が低下した問題で、経済産業省原子力安全・保安院は6日、汚染水漏えい防止のため進めている配管取り換え工事の際に出たごみが詰まったことが原因の可能性が高いと発表した。今後、ごみ詰まり部分の特定を進める。 第1原発では、汚染水漏えい防止のため、丈夫なポリエチレン製配管に交換する作業に順次着手。原子炉に注水する水をためておくタンクの上流の配管も取り換え工事を終え、8月30日に使用を開始したが、その数時間後に注水量の低下が確認されたという。