2012年9月6日 18:41 | 無料公開
海洋研究開発機構は6日、地球深部探査船「ちきゅう」が青森県・八戸沖で海底下2132メートルにまで掘り進み、科学調査掘削としては世界最深記録を更新したと発表した。水深は約1180メートルだった。 これまでの最深記録は1993年にエクアドル沖で米国の掘削船が達成した海底下2111メートル(水深は3462・8メートル)だった。9月半ばまでに、海底下約2200メートル以上まで掘り進める予定。 ちきゅうは4月、宮城県沖で、海面からの水深と海底下の深さの合計でも科学掘削の世界記録7740メートルを達成している。