ベニズワイガニ初水揚げ 鳥取・境漁港 

鳥取県境港市の境漁港に初水揚げされたベニズワイガニ=6日午前

 日本海に秋の到来を告げるベニズワイガニが6日、鳥取県境港市の境漁港に初水揚げされた。1日に解禁され、島根県浜田市沖で操業していた第38常盤丸が帰港し約13トンを水揚げ。岸壁は紅色に染まり、港は活気づいた。

 午前7時からの初競り式には約200人が参加。威勢の良い手締めで漁期入りを祝い、今シーズンの豊漁を願った。第38常盤丸の船津延雄漁労長「順調なスタート。これからに期待している」と話した。

 初競りでは生食用30キロ(三十数匹)当たり例年並みの4万円の値が付いた。加工用は8千円。漁期は来年6月末まで。


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