2012年9月5日 21:41 | 無料公開
日本時間5日夜、国際宇宙ステーションで2回目の船外活動を行う星出彰彦さん(右上)(NASAテレビ)
1回目の船外活動で任務を完了できなかった国際宇宙ステーションの星出彰彦さん(43)が日本時間5日午後8時6分、当初予定になかった2回目の船外活動を開始し、不調の装置の交換に再挑戦した。約5時間後の6日未明、交換に成功した。
星出さんは8月30日から31日にかけ、船外活動でステーションの各部に電源を分配する装置の交換に取り組んだが、電動工具でボルトを締められず断念した。米航空宇宙局(NASA)は、ねじの部分に何らかの異常があるとみており、星出さんは、ステーションにある歯ブラシやワイヤを利用して手作りした器具でねじ部を清掃し、ボルトを締めた。