熱中症搬送、8月は1万8千人超 消防庁速報 

 今年8月に熱中症で病院搬送された人は1万8300人を超える見込みとなったことが総務省消防庁の全国集計(速報値)で分かった。昨年同月(1万7566人)を上回るが、8月の最多は2008年に集計を開始して以降、10年の2万8448人。

 週ごとの搬送者は、第1週(7月30日~8月5日)が7千人を超えたが、第2~4週は3千~4千人台で推移。

 8月27日~9月2日は2268人で、65歳以上の高齢者が47%を占めた。死亡者は1人で、3週間以上の入院が必要な重症者が48人だった。都道府県別では東京都が182人で最も多く、埼玉県169人、北海道137人と続いた。


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