5歳男児に心臓移植を 渡米手術へ募金呼び掛け 

難病の「拘束型心筋症」を患う永田大輝君

 難病「拘束型心筋症」を患う永田大輝君(5)=京都府精華町=が米国で心臓移植を受ける費用約1億4千万円を集めようと、両親らが3日、京都府庁で記者会見し、募金への協力を呼び掛けた。

 同席した主治医によると、拘束型心筋症は心室が硬くなって広がりにくくなる病気。移植以外に有効な治療法はなく、子どもが発症した場合、2年後の生存率は50%という。

 大輝君は3歳で病気が分かり、昨年7月に日本臓器移植ネットワークに登録して国内移植を待っていたが、病状が悪化したことから海外での移植を決めた。

 連絡先は、ひろきくんを救う会、電話0774(95)5065。


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