印スズキの新車販売、35%減 工場暴動の影響、鮮明に 

 【ムンバイ共同】スズキのインド子会社、マルチ・スズキは1日、8月の国内新車販売台数が前年同月比35・0%減の5万129台だったと発表した。輸出も含めた全体では40・8%減の5万4154台。

 マネサール工場(北部ハリヤナ州)で7月に発生した暴動による生産体制への打撃が、販売面にも大きな影響を与えていることが鮮明になった。マネサール工場は8月21日に操業を再開。ただフル生産の時期は見通しが立っておらず、販売への影響が長期化する可能性がある。

 人気小型車「スイフト」などの販売が大幅に減少した。


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