2012年9月1日 00:09 | 無料公開
【ウィーン共同】ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部で開かれていた原子力安全条約の特別会合は31日、東京電力福島第1原発事故の反省を踏まえて、各加盟国が原発をめぐる透明性確保に取り組み、厳格なIAEA基準を安全評価に取り入れることなどを盛り込んだ合意文書を採択して、閉幕した。 さらに議長総括では「実効性と透明性についての作業グループをつくり、次回会合で、改正も含めた条約強化に向けた計画を提出する」と、条約の実効性を高めていく方向を打ち出した。