米無人機爆撃で12人死亡 パキスタン北西部 

 【イスラマバード共同】パキスタン北西部部族地域の北ワジリスタン地区で24日、米国の無人機による爆撃があり、AP通信によると、武装勢力のメンバーとみられる12人が死亡した。

 無人機による爆撃ではこれまで、多くの民間人も巻き添えになっておりパキスタンでは反発が強い。23日にもパキスタン外務省は米大使館の高官を呼び出し、米国が続ける爆撃に抗議していた。

 北ワジリスタン地区には隣国アフガニスタンの反政府武装勢力タリバンの一派、ハッカニグループの拠点があるとされ、米軍は爆撃を集中させている。


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