9道県に復興交付金1806億円 申請額27%超、第3回配分 

 復興庁は24日、復興交付金として東日本大震災で被災した4道県と、9道県の56市町村に総額1806億円を配分すると発表した。5月に次いで3回目の交付。生活再建を加速させるため、前回に続き、実施のめどが立っている事業の2013年度分を前倒しするなどして、地方自治体の申請額を27%上回る配分となった。

 県別では、岩手594億円、宮城1021億円、福島182億円など。市町村別は、宮城県東松島市の258億円が最高で、岩手県大槌町の241億円、宮城県石巻市の180億円、岩手県釜石市の175億円が続く。


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