首相24日会見へ、竹島など見解 首相周辺が明かす 

 野田佳彦首相は24日午後、官邸で記者会見を開き、島根県・竹島や沖縄県・尖閣諸島問題などについて見解を表明する意向を固めた。首相周辺が23日明らかにした。

 首相は消費税増税法成立を受けて10日に会見し、韓国の李明博大統領の竹島上陸については「極めて遺憾」と批判している。ただ、15日に香港の活動家らが尖閣諸島・魚釣島に上陸した際には記者団の声掛けに「法令にのっとり厳正に対処していく」と短く答えるにとどめている。

 23日の衆院予算委員会で野党側から首相が外交方針について国民に説明する必要性が指摘されていた。


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