政府、北海道で24時間節電検討 全国初、今冬の平日に 

 冬に電力需給の逼迫が懸念される北海道で、政府が一般家庭や事業所を対象に、12月から来年3月までの平日、24時間の節電要請を検討していることが22日、関係者への取材で分かった。北海道電力泊原発(泊村)の運転再開のめどが立たないためで、24時間の節電要請は全国で初めて。

 道内は暖房に加え、路上や屋根の雪を溶かす設備の稼働により、夜から朝にかけても昼間と同様、電気使用量が多いという事情が背景にある。政府内では2010年度比で5~10%程度の節電案が浮上している。


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