不適切指導後に留学生自殺 神戸大、教授を停職処分 

 神戸大は20日、中国人の男子留学生のいとこに、退学を促すよう依頼したメールを送るなど不適切な指導をしたとして、海事科学研究科の60代の男性教授を停職14日間の懲戒処分にした。停職は21日から。留学生はメールを見た約1週間後の昨年12月に自殺した。

 神戸大によると、教授は昨年11月、「研究意欲や能力が低い」「退学を勧めるべきだ」という内容のメールを留学生のいとこに送った。教授から送ったメールの内容を見せられた留学生はその後、研究室に来なくなったという。


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