国会、竹島問題で非難決議へ 首相、韓国を批判 

民主党の城島光力(左)、自民党の岸田文雄両国対委員長

 民主、自民両党は17日、韓国の李明博大統領の島根県・竹島(韓国名・独島)上陸を非難する意思を明確に示すため、衆参両院で決議を採択する考えで一致した。一方、野田佳彦首相は領土問題に関する国際司法裁判所への共同提訴提案を拒否する韓国の姿勢について「堂々と応じてほしい」と批判した。

 民自両党は午後の国対委員長会談で、大統領の上陸を問題視し、非難する決議の全会一致での採択を目指す方針を確認した。決議文案を含めて各党で調整を進め、来週中にも採択する。

 両院事務局によると、竹島をめぐる国会決議は、1953年11月の「日韓問題解決促進決議」以来という。


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