福島・葛尾村で住民意向調査 復興庁、自治体と初 

 復興庁は17日、東京電力福島第1原発事故で避難している福島県葛尾村の村民を対象に、帰村の希望などを聞く住民意向調査を村や県と共同で行うと発表した。国と地元自治体による意向調査は初めて。

 対象は中学生を除く満15歳以上の約1400人。帰村の希望や時期、条件や行政への要望などを聞く。避難先の居住形態や雇用状況、医療や介護などで困っていることも調べる。

 調査は郵送により、来月9日まで行う。結果は9月中にとりまとめ、公表する予定。


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