戦争30日、死者500人 対イラン戦でイスラエル 

 【エルサレム共同】イスラエルのビルナイ民間防衛担当相は、核兵器開発が疑われるイランと戦争になった場合、イスラエル側の死者が500人程度に上ると想定し「30日間続く戦線もいくつかあるというのがわれわれの見立てだ」と明らかにした。15日付の同国紙マーリブに語った。

 同氏は「日本国民が地震の可能性を認識しなければならないのと同様にイスラエル国民は国内にミサイルが着弾する可能性に備えなければならない」と述べ、国内の銃後の守りは「かつてないほど準備ができている」と強調した。

 イスラエルはガスマスクの無料配布を進めているが、全員配布にはあと2年以上かかるとされる。


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