住宅地空爆で80人死亡か シリア北部の反体制派拠点 

 【カイロ共同】シリア軍は15日、北部アレッポ北方の反体制派拠点アザーズの住宅地を空爆し、ロイター通信は地元病院の医師の話として80人が死亡、150人が負傷したと報じた。

 フランス公共ラジオによると、少なくとも10以上の家屋が破壊された。シリア人権監視団(英国)によると、現場付近には反体制武装組織「自由シリア軍」の基地があるが、反体制派民兵のほかに女性や子どもも多数死傷したとみられる。

 一方、国連シリア監視団(UNSMIS)が滞在しているシリアの首都ダマスカス中心部のホテル近くで15日、爆弾が爆発し、国営テレビによると、少なくとも3人が負傷した。


  • LINEで送る