近畿の鉄道、大雨で乱れ 14万人に影響 

大雨の影響でダイヤが乱れ、対応に追われる駅員=14日午前9時38分、JR大阪駅

 近畿地方のJRや私鉄各線は14日、大雨により各地で運休や遅れが出た。JR西日本によると、京阪神地区で少なくとも計370本に運休や遅れが出て、約14万人の足に影響した。

 京都府宇治市のJR奈良線宇治駅で線路が陥没するなどし、京都―奈良間で始発から運転を見合わせた。東海道線でも線路の陥没が見つかり、京都―吹田間で運転を見合わせた。関西を発着するJRの特急列車も運休が相次いだ。

 山陽新幹線は14日午前5時すぎに雨量が規制値を超え、徳山―新山口間で速度を落として運転したため、のぞみとこだま各1本に約10分の遅れが出て、約1100人に影響が出た。


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