米朝高官、7月にNYで接触 ミサイル発射後初 

 【ワシントン共同】米国と北朝鮮の高官がニューヨークの北朝鮮国連代表部で7月10日ごろ、核問題や食糧支援についてまとめた2月の高官協議の合意をめぐり非公式に接触していたことが12日、分かった。米朝関係に詳しい外交筋が明らかにした。

 4月に北朝鮮が「衛星」打ち上げと称して長距離弾道ミサイルを発射して以降、米朝高官の接触が明らかになったのは初めて。「ニューヨーク・チャンネル」と呼ばれる米朝の実務レベルでのやりとりはミサイル発射後も続いているとされるが、高官レベルの接触でも双方の主張は平行線のままで、歩み寄りの糸口は見いだせなかったという。


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