女性宮家創設、皇族に意向確認へ 典範改正へ政府 

宮内庁

 政府は、女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」創設問題をめぐり、当事者である内親王や女王ら皇族に結婚後の皇室活動に関する意向を確認する方針を固めた。既に内閣官房から宮内庁に依頼した。女性皇族の結婚後の皇室活動に関し秋にも論点を整理し、皇室典範改正案を検討する方向で、当事者の意向を踏まえる必要があると判断した。政府関係者が11日、明らかにした。

 現在、未婚の女性皇族は皇太子ご夫妻の長女愛子さま(10)、秋篠宮ご夫妻の長女眞子さま(20)、次女佳子さま(17)の「内親王」3人と、昭和天皇の末弟・三笠宮さまの孫に当たる彬子さま(30)ら「女王」5人の計8人。


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