京都・中央市場にすし店オープン 京の食文化を発信 

京都市中央卸売市場第1市場にオープンした「京・朱雀すし市場」=5日、京都市下京区

 京都市中央卸売市場第1市場(京都市下京区)で5日、市場で扱う魚を味わえる「京・朱雀すし市場」がオープンした。記念式典で門川大作京都市長は「京都の食文化を全国、世界に発信する拠点にしたい」と期待を寄せた。

 府内のすし店でつくる京都府寿司生活衛生同業組合が運営。近くには今年3月に開館した京都水族館もあり、市民のほか、観光客らの利用を見込む。

 すし市場は2階建てで、約120席。午前10時の開店と同時に店内は満席になり、訪れた人は新鮮な魚介類を使ったすしに舌鼓を打った。


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