五所川原のねぷた始まる 人形灯籠が夜空照らす 

「五所川原立佞武多」で夜空を照らしながら市内を練り歩く大型ねぷた=4日夜、青森県五所川原市

 青森県五所川原市で4日、「五所川原立佞武多(たちねぷた)」が始まり、巨大な人形灯籠が夜空を照らしながら市内を練り歩いた。8日まで。

 午後7時すぎ、高さ20メートルを超える大型ねぷた3台を含めた17台が動き始めた。周囲を踊り手が「ヤッテマレ」の掛け声とともに舞い踊ると、観客から大きな歓声が上がった。

 毎年1台新作が登場する大型ねぷた。今年は鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の鹿嶋大明神が地震を起こすナマズを押さえつけている姿を描き、東日本大震災からの復興を願った。高さ23メートル、重さ19トンで、過去最大という。


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