京都・東本願寺で得度式 子どもが僧侶の仲間入り 

「得度式」に臨んだつるつる頭の小さなお坊さんたち=3日午前、京都市下京区の東本願寺

 真宗大谷派本山の東本願寺(京都市下京区)で3日、僧侶になるための儀式「得度式」があり、夏休みで全国から集まった小学生を中心に152人がお坊さんの仲間入りをした。

 大谷派では宗祖・親鸞が9歳で得度したことから、男女とも満9歳で得度できる。この日参加した9歳は68人。

 境内には朝から、つるつる頭の子どもらが続々と集合。付き添いの父母らは、わが子の一生に一度の姿を誇らしげに見守った。

 式は大谷暢顕門首が御影堂で子どもらの頭にかみそりを当てる「剃刀の儀」を行った後、僧侶の証しである墨袈裟と法名を授けた。


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