ビーチバレーの日本戦観戦できず 補助コート利用で客席なし 

サブコートで行われたビーチバレー男子の日本―スペイン戦を主会場の観客席から見下ろす日本の応援団。この後係員に制止された=2日、ホースガーズパレード(共同)

 【ロンドン共同】ロンドン五輪のビーチバレー男子で朝日健太郎選手と白鳥勝浩選手の組が出場した2日の1次リーグ最終戦が、席の不足を理由に一般客の入場を認められず、応援に訪れた日本人観客らが観戦できないトラブルがあった。

 試合会場は市中心部のホースガーズパレードにあり、通常は約1万5千人収容のセンターコートを使用するが、試合数が多かったこの日は一部の試合を補助施設の第1コートで行った。

 会場の運営責任者は、第1コートは歴史的な建物に囲まれていて観客席を120席しかつくれず、一般客が入る余地がないと説明した。ただ、実際には大半が空席だった。


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