東証、一時8600円割れ 米株安を嫌気、利益確定も 

 1日午前の東京株式市場は、前日の米株安を嫌気した売り注文が優勢となり、反落。日経平均株価(225種)は一時8600円を割り込んだ。

 午前終値は、前日終値比93円43銭安の8601円63銭。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は7・82ポイント安の728・49。

 前日まで4営業日連続の上昇だったことから、利益確定のために売る動きが拡大。外国為替市場で円高が進んだことも重荷になった。輸出関連株を中心に値下がりした。

 1日まで開く米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を控え、様子見の姿勢も強かった。


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