2012年7月31日 18:56 | 無料公開
大手銀行5グループの2012年4~6月期連結決算が31日、出そろった。三菱UFJフィナンシャル・グループの純利益が前年同期比63・5%減の1829億円となるなど、4社が減益だった。株価低迷による保有株式の減損処理や、前年同期に計上した一時的な利益の反動減が響いた。 本業のもうけである実質業務純益は、三井住友フィナンシャルグループなど3社が増益を確保。ただ、貸し出しなどによる利益は5社とも減少し、長期金利の低下(価格は上昇)に伴う国債売買益が支える状況は変わっていない。 一方、みずほフィナンシャルグループの純利益は90・8%増の1839億円。